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ちゃわん虫


よいこのみんな、今日はちゃわん虫だよ〜。



茶碗の蓋をあけると、ハチの子、ミミズのコ、てんとう虫、ラスタカラーのいも虫くん。お箸でひとつづつつまみ出します。



この虫たちの正体は独楽。秋保の工芸の里『御独楽處廣井』で、細かい職人作業と日本人の繊細な遊び心に惚れて買って来ました。ブレイクダンスしてるみたいにクルクルと回る様子がかわいい虫、そして茶碗の蓋は独楽としても、お箸を使えば皿回しをして遊べます。箸置きにも意味があり、鳩の箸置きで胸をさするとに胸のつかえがとれると江戸時代から言い伝えられている縁起物だそうです。このちゃわん虫、赤ちゃんの生後100日のお食い初めに使われたり、子供の箸の練習にもなりますよと教えて頂きました。ここで見た独楽は粋でユーモラスだったし、なにより独楽を回すのって楽しいです。
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秋保温泉


3日目は秋保温泉へ宿泊し温泉を満喫。『秋保工芸の里』に立寄り、仙台の伝統的なこけしを見た後、絵つけ体験!エントリーしたのはおしゅん&マルママチームと私だけ。その頃おじいちゃん&コウタロチームは野原で竹馬の練習でした。すべすべ肌の真っ白いこけしにまず眉、そして目を描いていきます。私は筆がプルプルしてもたついている間に、マルママチームは勢い良く描いています、ほとんどおしゅんがリードしているというからオドロキ。やっぱり無心で描いたおしゅんのこけしはいい表情!



旅の締めくくりは牛タンです。『牛たん炭焼 利久』に行ってみました。牛たん定食は肉厚で柔らかくてボリューム満点。さらに厚切で限定の『極』も食べてみたけど、個人的にはそこまで厚くない普通の牛たんの方が好みかも。タンシチューでお腹いっぱいでも抹茶スイーツを楽しみにしていた子供達、利休を出て向かったのは『お茶の井ヶ田』。私もほうじ茶ソフトを頬張っていました。想い出の場所を巡った仙台ツアー、張り切って仕切ってくれたゆーさんとおじいちゃんありがとうね〜。
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松島へ


2日目は松島海岸へ。松島のシンボル五大堂や伊達家の菩提寺・瑞巌寺、遊覧船ではかもめの餌付け、スタンダードな観光コースを巡りました。



松島で一泊。甥たちの宴会芸を見せてもらったり楽しい晩を過ごし、日の出とともに朝風呂するため、ちょっと早起き。起きるまですっごく眠いけどやっぱり気持ちのいいものです。ホテルから見えた赤色の福浦橋を渡って、小さな福浦島では笹舟レースをしたりのんびり散歩。



塩釜市場の『高橋正吉商店』ご夫妻と久々の再会に一気に盛り上がる一家。高橋さんはたまたま昔の名簿を見返していて、ついさっき父の話をしていたところだというから、ホントに不思議。ここの鱈子、筋子、塩鮭の大ファン。それにしても市場ってテンションがあがる不思議なところです。女性陣は母を筆頭に蝶のように商店を飛び回っていました。
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おかめひょっとこ


『おかめひょっとこ』
長台(カウンター)の上、壁におかめとひょっとこのおめんが処せましと無造作に掛けられている。六、七人の客が腰を落とせる長台と二枚の低いついたてに仕切られた小座敷三つの薄明るい小料理屋が国分町にある。
男は、気の知れた人と呑む時は決まって、ここに連れたって現れる。陸前海岸で捕れた魚介類…雲丹、きく、きんき、ほっき貝…山菜のおひたし、天ぷら…美味である。
「おばんです」暖簾を分け入る、「いらっしゃい」おかめによく似たふくよかな女将に迎えられる。奥で口こそ曲がっていないがひょっとこの風貌をした、無口な痩身の板さんが笑顔で頷く。真にうまい屋号をつけたものだと独り合点するのだった。『大根の唐揚げ』が可笑しいという長女と地酒を旨そうに呑みながら話題は決まって家族の事ばかりである。三女のこと、次女のこと…、女房のこと…「呑み過ぎないようにね」と長女の忠言にも、とっくりを前にしては至極上機嫌である。「酒はひとりのときには見向きもしないんだ」と聞かせるもなく呟いている。年のせいかな不憫に思える。一時半も経つと決まって頼むものがある。「親方」…「へーい」…「うにの雑炊」…夏の暑いときも熱い食事を好むようだ。「わーいおいしい!」「父さんいいね、いつでも食べられて」と満足そうな娘を見ながら、なにか解らないが安堵している。仮住まいに帰り、間もなく寝入ったことはいうまでもない。 つづく 1995年4月15日


というのは今から13年前、仙台に単身赴任していた父から、離れて住む私たちに定期的に送られてきたハガキの1枚。父の日記がイラスト付きでショートショートのように書かれていて、これが届くのが楽しみでした。
今年古稀を迎えた母へ仙台ツアーを企画。久々に家族で訪れた仙台のはじまりは、みんな大好き『おかめひょとこ』へ。親方と女将さんと久しぶりの再会と、居心地のよさと美味しい料理にすっかりあの頃に戻ったように楽しいひとときを過ごせました。親方からの海老フライのバースデーケーキのプレゼントにニコニコのコウタロウ。また、遊びに行きますね!

おかめひょっとこ
宮城県仙台市青葉区国分町2丁目13-28
022-261-3418
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羽つきの種


昨年秋、千早ちゃんからもらった楓の種。インディアンジュエリーみたいな羽がついています。もともとは竹コプターのように対になっていて、くるくると風にのって飛んで行くんだそうです。



昨年の紅葉シーズンに京都で拾ったモミジの種。そのときプロペラ状の種を初めて見て、へぇ〜と思ったもんです。大切に持って来たつもりでも種コプターが壊れていたのは残念。で、今まで種まきのタイミングが分からず、近所の花屋さんに相談してみたところ、今からでも大丈夫!土に植えれば出てくるよ〜って。水のやり過ぎもやらなさ過ぎもダメで、日当りの良いところに置いて土の上に新聞紙を1枚のせて少し暗い環境にしてあげるといいそうです。カエデもモミジもちゃんと芽が出るといいな。
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