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尾形乾女 花の美術展


雨脚が強くなった日曜日、この雨なら空いているかも?と思って紫陽花が美しい北鎌倉に行ってみた。とはいえ駅や観光バスからはたくさんの人が訪れていました。



そして『尾形乾女(けんにょ)・花の美術展』を観に鎌倉古陶美術館へ。少し前に湘南通信で展覧会の事を知りました。凛とした美しいおばあちゃまといった雰囲気の乾女さんの姿が印象的でした。
六世乾山を父に持つ乾女さん。幼い頃から日本画を学んだそうですが、当時女性は窯場に入る事は許されず陶芸をはじめたのは還暦を過ぎてからだそうです。陶芸作品においても琳派の伝統を継ぐものですが、香合の中には逆さまになった椎茸などには茶目っ気を感じたし、乾女さんの個性が感じられました。



乾女さんの日本画の作品としてはちょっと異質なかんじのする『じゃんけんぽん』と『にらめっこ』を私はとても気に入りました。少女と少年の表情やしぐさがとっても可愛らしくて、見ているこちらがニッコリしてしまう絵でした。この絵を描いている時、乾女さんは琳派の継承者である事を離れ、少女に戻っていたのではないでしょうか。
古陶美術館は古民家を移築されたそうで、とてもいい雰囲気。紫陽花の小径の庭もまた美しかった。
尾形乾女 花の美術展は7月13日まで開催。
life comments(3) -
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Comment








尾形乾女さんの事ですが「六代目乾山の子孫・・・」と有りますがこれは何かの間違いと思います。
鎌倉古陶美術館の長谷川館長さんが自費出版された
「蓮の実」の系図には下岡蓮杖(日本初の写真家)の孫
とあります。ご参考まで
from. yokohamaport | 2010/11/19 19:59 |
yokohamaport さま
ご指摘ありがとうございました。
修正させていただきました。
from. plainliving | 2010/11/20 20:24 |
管理者の承認待ちコメントです。
from. - | 2011/08/27 00:32 |
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