毎年の仕事で行く、長岡で乗ったタクシーでの雑談がきっかけで、
タクシー運転手をしながら兼業農家でお米を作られる久住さんと知り合って四年。
それ以来、久住さんが手塩にかけて育てたお米を分けてもらっていました。
「そうですね」というのが「そうらすけ」となるのが長岡流の方言で、
母方の実家が長岡の私たちにはとても懐かしく愛着のある響き。
久住さんの「そうらすけ」という相づちを、もう聞くことができないという
訃報を知ったのは、今年の稲刈り直前のことでした。
毎回、ニコニコと笑顔で迎えてくれた久住さんは、
遠い親戚よりもなぜだか身近に感じる方でした。
ツヤツヤと輝く最後の「そうらすけ米」の塩むすびは最高のごちそうでした。
久住さん、ありがとうございました!